2010年7月31日土曜日

iPhoneのBrushesで描いた下書きをGIMPに取り込む

今回はiPhone+Brushesを使って作画した下描きをGIMPに取り込んで作品に仕上げたので、その手順を紹介します。

1. iPhone+Brushesで下描き
以前のエントリーで紹介したような感じで下描きをつくります。下描きといっても、ある程度のレベルまで仕上げておきます。

2.MacBookへの転送
描いた絵をBrushesからMacBookに転送するのですが、方法は2とおりあります。カメラロールに保存して、iPhoneをMacBookに接続。MacBook上のiPhotoで取り込んで使う方法と、Brushesの「Email Paining(メールで送信」を選んでMacBookでメールを受信するというもの。今回は後者を選びました。


3.GIMPでの作画
MacBookでGIMPを立ち上げ新規ファイルを作成します。画像サイズ設定時に詳細設定で解像度を350dpi以上にしておきます(入稿条件が高解像度JPEGの場合が多いので)。


次に、iPhoneから転送した下描きデータをレイヤーとして取り込みます。メニューから「ファイル」→「レイヤーとして開く」を選択し画像を指定します。


単に取り込んだだけでは画像が小さすぎるので、次に拡大します。メニューから「レイヤー」→「レイヤーの拡大・縮小」を選択し、適当なサイズに拡大します。



目的のサイズになったら、新しいレイヤーを作成し、パスを使って清書していきます。

iPhone+Brushesで本当にラフデザインが楽になりました。移動中の電車など、浮かんだアイデアをすぐに試せますし(アンド、BGMも聞ける)。

Enjoy GIMP!

2010年7月27日火曜日

作品ギャラリー:かわせみのイラスト

2010年7月9日金曜日

イラストレーション テクニック

YouTubeにはイラストレーションのテクニックを学ぶのに参考になる動画がたくさん。その中からいくつかオススメを。

100 Ways to Draw Manga Eyes

とても参考に。道具もいろいろ使い分けているんですね。きれいにみえるポイントはグラデーションですかね。

How To Draw Manga Hair, Four Different Ways


前と同じ人。こちらも勉強になります。四角や三角を意識しているのと、鉛筆の持ち方をかえて濃淡をだすテクニックなど。


「How to Draw」で検索するといろいろ見つかります。


番外編
しょこたんがイラストを描いている動画です。絵が上手なのもさることながら下書き一切なしというのが驚異的です。どうして狂いのないデッサンができるのか不思議でなりません。

2010年7月4日日曜日

作品ギャラリー

コンペに応募した犬のイラスト。もう少し描き込めばよかったかなと提案してから気づきました。ちょい反省。色合いも冒険しすぎだったかも。

2010年7月1日木曜日

iPhone + Brushes

以前はキャラクターのアイデア出しはスケッチブックを使っていたのですが、最近はもっぱらBrushesというiPhoneアプリ(まだ3GSですが)です。これがとても便利でラフデザインがサクサク描けてしまいとっても重宝です。レイヤーも使えるので、色付けするとラフとはいえイメージをつかむには十分すぎる完成度になります。電車での移動中とかにアイデア出ししていると、目的地まであっという間ですし

ということで今回はiPhone+Brushesを使ったラフデザインの手順を紹介します。

1. ペンの色をグレーに設定し下書き(あたり)します。失敗してもUndoできるので、トライ&エラーですすめていけるのはデジタルの強みですね。

2.レイヤーを追加します。追加したレイヤーには黒色で輪郭を描いていきます。

3.輪郭が書き終わったところ。

4.輪郭と下書きの間にレイヤーを挿入して、色付けしていきます。

5.完成

あとはこれを参考にGIMPで描き直せば(パスを使って輪郭をシャープに)一丁上がりです。

という記事を書いてみたら、iPad+Brushesで本格的ドローイングの動画が紹介されていました(http://www.ideaxidea.com/archives/2010/06/ipad_painting.html)。これはすごい!